【動画付き】台北101カウントダウン花火で年越しを楽しむ!ホテル選び、場所取りは?子連れはトイレが問題!?

台北101の年越しカウントダウンで毎年恒例になっている花火を見たいと思って、大晦日に台北に行ってきました。
その時の様子をレビューしていていきたいと思います。
目次
台北101の年越しカウントダウン花火とは?
台北101の年越しカウントダウン花火とは、台北のランドマークとも言える台北101で、2004年から毎年12月31日から1月1日に変わる瞬間にビルからカウントダウン花火が打ち上げられます。
毎年100万人以上が集まっており、「臺北最High新年城跨年晚會」というのが正式名称になります。
台北101は、地上101階、509.2mの高層ビルで台湾で最も高いビルになり、ビルのデザインは伝統的な宝塔と竹の形をイメージしています。
台北101北側の松壽路が花火ショーの正面になっており、そちら側から見るとLEDの部分も一番綺麗に見ることができます。
毎年最後と言われ続けている
台北101のニューイヤー花火は、環境への影響や資金の問題、交通の集中などによるトラブルを考慮し、毎年今回が最後と言われています。
環境問題にも配慮し、近年はLEDを使った演出を取り入れ、花火の打ち上げ数を増やさなくても豪華な演出になって楽しめるような工夫が取り入れられてます。
2019年は、1万6千発の花火とともに「T-PAD」と呼ばれる14万球のLEDを用いた網形状装飾に模様や文字などを映し出す演出が行われ話題になりました。
世界でも有数の高層ビルからの花火は圧巻の光景です。
2019年→2020年のカウントダウン花火の様子は?
この日は、日中から天気が悪かったのですが、21時過ぎ頃から雲が晴れてきて台北101のてっぺんまでがクリアに見える状態で鑑賞することができました。
まずは、花火の様子から!
カウントダウンスタート!!
「3」
「2」
「1」
「ファイヤー」
ビルが爆破されたんじゃないかってくらいの迫力で花火が吹き出します。
当日の花火の様子を動画に収録してありますので、ご覧になっていただけますと幸いです。
ベストスポットで観覧するなら
ネットで「台北101 カウントダウン花火」等を調べると、現地在住者やツアー会社の記事が多数出てきておすすめの鑑賞スポットを紹介してくれてます。
ただ、そういった記事は玄人向けというか、台北101からは離れている場所が多い印象です。
せっかく年の瀬にわざわざ台北まで来ている訳なので真正面のベストスポットから見るべきと私は思っています。(特に初めて見る人は)
大迫力な台北101の目の前を場所取りするのが絶対におすすめ!
メインの会場になるのは、台北101の北側の松壽路が真正面になります。
地図的にいうと、↓な感じです。
台北101にLEDの演出がされているのが北側のみになります。
東風が吹いていることが多いので、西側は花火の煙をモロに喰らう可能性があるのでLED演出にこだわらないなら、東側、南側もアリだと思います。(西側は風向き次第)
ちなみに24時直前の松壽路の様子です。
足の踏み場もありません…
ただ、一気に人が増えるのは23:30頃からで、場所取りは22時に現地に入れば好きなところに場所を取ることができます。
地面は道路なので、敷物など持参された方が良いです。
子連れの場合、トイレが問題!
子供を連れている場合、「トイレが問題」です。
会場近くには、仮設の公衆トイレがたくさん設置されていますが、行列がすごくて子供にはとても使えたもんじゃないです。
海外なので、コンビニにもトイレはありません。
そうすると、近隣のホテルのトイレを使うしかなくなってくる訳ですが、松壽路から最寄りの「グランドハイアット台北」はメインゲートをクローズしてしまい、宿泊者しかホテル内には入れてくれなくなります。
(入口でスタッフがルームキーをチェックしている)
なので、大人だけであれば仮設トイレをうまく使えば良いですが、子連れの場合は徒歩圏内のホテルに宿泊するのが最も安心です。
花火が終わってからも、100万人が動員されているのでMRT駅は大混雑で子連れは危ない、交通規制でタクシーは捕まらないといった感じになります。
大人だけの場合は、無理して台北101付近のホテルを確保しなくても、MRT駅近くのホテルを抑えておけば問題ないかと思います。
台北101近くのホテル
Googleマップで調べた台北101周辺のホテル情報です。
上記価格は平常時の価格で、12月31日はカウントダウン花火目当てで観光客が殺到するため宿泊価格は高騰します。
台北101周辺のホテルは、ざっくりで3〜5倍くらいの宿泊費になります。
正直、高いですが台北101 の花火をメインに考えた場合、徒歩圏内のホテルはなにかと楽です。
近隣で安いホテルが取れたら最高ですが、私が3ヶ月前に空室を見た時には高級ホテルしか残されてなかったので、台北101から最も近い「グランドハイアット台北」を予約しました。
価格は、グランドハイアットで1泊78,000円〜です。(普段は3万円前後)
ほかに近くの高級ホテルは、W台北が16万円、ルメリディアン台北が12万円という価格になっていたので、大晦日の台北ヤバイです。
グランドハイアットはこれでも安い方です。
チェックインの際、「ラッキールーム」って言われたので、なにかと思ったら、台北101が部屋の窓から見える部屋でした。
確かに、大晦日のイベントに合わせてこの部屋は「ラッキールーム」だと思います。
雨が降っていたので、写りは悪いです。
スタンダードなホテルは、1年前からの予約なら台北101徒歩10分のスタンダードホテルも若干空室がありました。
それでも1泊3万円超えです。(通常8,000円くらい?)
エクスペディアで「キャンセル可能」な部屋があったので、部屋だけ抑えてしまうのもアリです。
(ほかの予約サイトは、キャンセル不可の予約しかありませんでした)
↓エクスペディアで予約をするならこちらから
年末の台湾は意外に寒くて天候も悪い?
例年、年末ごろの台北は天気の悪い日が多いそうです。
当日も曇り時々雨という天候で、21時頃までは写真の通りビルのてっぺんが雲って見えない状態でした。(前年も天気は悪かったそうです。)
また、風は東から西向きに吹くことが多く(この日も東風でした)、陣取っている場所によっては花火の煙をモロに被ってしまって花火鑑賞がよくできないこともあるそうです。
天気、風向きはその日の運次第的な部分もありますが、風上に場所取りすることをおすすめします。
あと、「台湾なので冬でも暖かいでしょう!」と薄着でくると大変なことになります。
この日の夜の気温は、15℃くらいでした。
極寒ではありませんが、長時間外にいることになるので防寒着はしっかり準備していった方が良いです。
私は、ダウンジャケットを着込んでスタンバイしてました。
それくらいの格好でちょうど良かったです。
当日の交通規制
19:00から台北101を中心に徐々に規制が始まり、ピークの22:00から翌日3:00までは以下のエリア内の車両の通行が禁止されていました。
車の通行が規制されるので、帰りのタクシーが捕まえにくくなります。
行きは良くても、帰りは車での移動は基本避けた方が無難です。
MRTはノンストップで運行
大晦日当日のMRTは夜通しで運行されており、一部を除いて全線42時間の連続運転が行われています。
台北101へ向かうには、「臺北101/世貿」駅、「象山」駅、「市政府」駅が台北101周辺へアクセスする最寄り駅になります。
ただ、当日19時半以降は人の混雑を見て、最寄り駅であるレッドラインの『臺北101/世貿駅』とブルーラインの『市政府駅』に停車しないこともあるそうです。
その場合は、一つ手前か、先の駅から徒歩で会場に向かうようにするしかありません。
年末は航空券も高く、特典航空券もほぼ取れないのでLCCがおすすめ
年末年始は、日本発着の航空券は非常に高いです。
マイルを使った特典航空券も、予約は非常に困難です。
台北は日本からも近いので、こういう時はLCCを積極的に利用するのも手です。
今回、台湾のLCC「タイガーエアー」を利用してみました。
LCCならば、年末年始でも然程高騰はしていません。
むしろ、国内から沖縄に来る飛行機の方が全然高いです。(沖縄に行くより台北のが安価です。)
LCCなど格安航空券の予約はエアトリで値段比較をされてみても良いと思います。
まとめ
台北101のカウントダウン花火を見に行って来ました。
毎年最後!って言われているイベントなだけに、「終わる前に一度は行ってみたい」と思っていたイベントでした。
台北101の正面から見る花火は、圧巻の一言で、動画や写真ではその迫力の10%も伝わらないと思います。
私は、このカウントダウン花火が続いている限り、毎年通ってもいいって思える内容でした。
年末の旅行は、ホテルや航空券の値段が高騰しますが、航空券は沖縄旅行をするよりも安いです。
ホテルは場所によりますが、台北101から3km以上離れているホテルであれば、無難な価格で宿泊することができる値段で空室がありました。
(幼児〜小学生低学年くらいの子連れなら、台北101近くのホテルが絶対おすすめ)
海外で年越しをするというのも、中々な贅沢です。
台湾は近いし、安価なのでぜひ次の年越しイベントも開催されるなら、候補に検討されてみてください。
今回の記事では航空会社のマイルは利用していませんが、マイルを貯めることにより「旅行」は安価になり、身近なものになります。
基本的に、日常生活の中で貯めることができますので、下記の記事も合わせてご一読いただけると幸いです。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。