マリオットボンヴォイアメックスのマイルの貯め方・交換メリット

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは、マイルを貯めるカードでの実力は現在人気No.1カードではないかと思います。
年会費49,500円と高額なカードではありますが、付帯特典の多さから実質的な年会費は無料になるくらい使い勝手が良く、このクラスのクレジットカード随一の破壊力を持っています。
実際、私もマリオットボンヴォイアメックスプレミアムを持って旅行感がかなり向上しました。
この記事では、マイルを貯める為に使う前提で解説し、最新の入会キャンペーンやホテル利用での魅力についても触れていきたいと思います。
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムは、カード名称が長いので、以後は「マリオットアメックス」に略した呼称で紹介しますのでご了承のほどお願いします。
この記事の信頼性

目次
マリオットボンヴォイアメックスプレミアムでマイルを貯めるのがお得な理由
クレジットカードでマイルを貯めようと思った場合、重要なポイントは2つあります。
ひとつ目は、どこの航空会社のマイルが貯まるか?提携航空会社数。
もうひとつは、マイル還元率です。
まずは、ここから順に解説をしていきたいと思います。
マイル交換先の航空会社数が異常に多い
マリオットアメックスからマイルへの交換先として提携のある航空会社数は、なんと44社です。
日系では、ANA、JALの両方に対応しています。
世界44社ともなると知らない航空会社も多々あります。
提携している44社とポイント移行比率の一覧を掲載しておきます。
マイレージプログラム | 移行比率(ポイント:マイル) |
---|---|
全日空(ANA) | 3:1 |
日本航空(JAL) | 3:1 |
エーゲ航空 | 3:1 |
アエロメヒコ航空 | 3:1 |
エアカナダ航空 | 3:1 |
エアベルリン | 3:1 |
中国国際航空 | 3:1 |
ニュージーランド航空 | 200:1 |
アラスカ航空 | 3:1 |
アリタリア航空 | 3:1 |
アメリカン航空 | 3:1 |
キャセイパシフィック航空 | 3:1 |
アシアナ航空 | 3:1 |
ブリティッシュエアウェイズ | 3:1 |
中国東方航空 | 3:1 |
中国南方航空 | 3:1 |
デルタ航空 | 3:1 |
エミレーツ航空 | 3:1 |
エティハド航空 | 3:1 |
エールフランス航空 | 3:1 |
LATAM航空 | 3:1 |
アエロフロート航空 | 3:1 |
ハワイアン航空 | 3:1 |
コパ航空 | 3:1 |
ジェットエアウェイズ | 3:1 |
大韓航空 | 3:1 |
ルフトハンザ航空 | 3:1 |
カタール航空 | 3:1 |
サウジアラビア航空 | 3:1 |
シンガポール航空 | 3:1 |
タイ国際航空 | 3:1 |
ユナイテッド航空 | 3:1.1 |
ヴァージンアトランティック航空 | 3:1 |
ヴァージンオーストラリア | 3:1 |
ジェットブルー航空 | 6:1 |
アビアンカ航空 | 3:1 |
フロンティア航空 | 3:1 |
イベリア航空 | 3:1 |
Multiplus | 3:1 |
カンタス航空 | 3:1 |
サウディア | 3:1 |
南アフリカ航空 | 3:1 |
サウスウエスト航空 | 3:1 |
TAPポルトガル航空 | 3:1 |
ターキッシュ エアラインズ | 3:1 |
ちなみにですが、アメックス系の他のカードで15社、ダイナースカードで5社、三井住友VISAで6社なので、マリオットアメックスに圧倒的優位性があります。
しかも、アメックス、ダイナースは、ANAマイルの交換上限が年間40,000マイルまでと決まっています。(ANA提携カードは除く)
これらのカードは、ANAへの交換手数料が年間5,400円別途かかります。
マリオットアメックスの場合、交換上限もありませんし、交換手数料もかかりません。
またこの3種のカード会社でANAとJAL両方に対応しているカードは他にありません。
ANAビジネスクラスのスタッガードシート
ポイント還元率と交換レート
マリオットアメックスのポイント還元率は、100円=3ポイントが貯まります。
マイルに交換した場合は、基本3ポイント=1マイルになります。
なので、100円=1マイルの計算になります。
マリオットアメックスのマイル交換で優位性はマイル還元率でも発揮されます。
60,000ポイント交換を一度にすると、+25%のボーナスマイルが付与されます。
つまり、通常20,000マイルに交換のところ、+5,000マイルがもらえますので、60,000ポイントを交換すると25,000マイルになります。
この場合のマイル還元率は1.25%です。
マイル自体のポイント価値が高い為、マイル還元率を1%以上行ってくれるカードは、年会費10万円クラスの一部のプラチナカードが基本となっています。
しかし、マリオットアメックスは一定量のポイント交換を行うことによって、還元率を1%以上にしてくれるので、マイルを貯めるカードとして最高峰と言えるのです。
シンガポール航空スイートクラスでシャンパンを飲み比べ
ホテル宿泊でマイル還元率6倍超え
マリオットボンヴォイグループのホテル宿泊で、マリオットアメックスで支払いをした場合、ボーナスポイントがもらえます。
アメックスからは100円=6ポイント
※ホテル宿泊、レストラン利用が対象
マリオットからは$1=10ポイント(ゴールド会員は+25%なので実際は$1=12.5ポイント)
※ホテル宿泊が対象
※為替レートに応じて獲得ポイントは異なります。
なので、$1=100円と仮にした場合、マリオット系ホテルの宿泊利用で100円=18.5ポイント貯まることになります。
ホテル宿泊でポイント還元率18.5%は強烈です。
マイルに交換した場合、3ポイント=1マイルですので、100円の利用につき約6マイルが貯まる計算になります。
※60,000ポイント交換で+25%獲得も含めると、マイル還元率は7.7%になります。
タイ航空ファーストクラスの座席
ポイント購入でもマイルが貯まる
マリオットアメックスの良い点として、ポイントを購入することができます。
1ポイントの単価ですが、$0.0125=1ポイントです。
わかりやすく円に直しますと、1ポイントの価格は、約1.39円(2019年3月20日レート$1=111.41円換算)
ポイントの購入は最小1,000ポイントから、1,000ポイント単位で、年間最大50,000ポイントまで購入が可能です。
上限までポイント購入をしてしまっても良いですが、「あとちょっと足りない」という時に不足分を購入して補填することもできます。
例:現在57,000ポイントを持っている。
マイルに交換するのに、あと3,000ポイントあると+5,000マイルのボーナス(25%の交換ボーナス)がもらえる。
→3,000ポイント(約4,200円)を購入してから、マイル移行する。
なんてことも可能になります。
ポイント購入価格表($1=111.41円 2019年3月20日現在)
購入ポイント | 定価 | 円換算 |
1,000pt | $12.50 | 1,392円 |
10,000pt | $125 | 13,926円 |
20,000pt | $250 | 27,852円 |
30,000pt | $375 | 41,778円 |
40,000pt | $500 | 55,705円 |
50,000pt | $625 | 69,631円 |
ポイントを購入したい場合はこちらから購入することができます。
1,000ポイントだけ試しに買ってみました。
↓問題なく購入でき、ポイントの反映は決済してから2日後くらいでした。
ポイントの購入でマイルに交換する場合は、購入上限があることと、年間購入量が50,000ポイントまでという制限もあるので、マイル交換した時にボーナスのもらえる60,000ポイントへの不足分を補う程度の考え方が良いかと思います。
全力で買ってマイル交換はちょっと効率が悪いです。
チャンギ国際空港のファーストクラスラウンジ
まとめ:マリオットボンヴォイアメックスでマイル交換する
マリオットアメックスは、ホテル系のカードではありますが、マイルを貯めるカードとして使っても強力な還元率を叩き出します。
大きな特徴をまとめますと、
・JAL、ANA両方のマイルが貯められる
・マイルに移行できる航空会社が44社と圧倒的に多い
・60,000ポイントをマイルに移行で5,000マイルの+ボーナスがもらえる(還元率1.25%)
→25,000マイルの獲得
・マリオットボンヴォイの対象ホテル宿泊で、約100円で18.5ポイントと高還元。
→マイルに交換した場合、6マイル以上(マイル還元率6%は最強レベル)
マリオットアメックスの入会特典が良い申し込み方法
現状のお申し込みキャンペーンでは、公式サイトから申し込むより、ご紹介でお申込みいただく方がポイント還元が多い状況です。
入会キャンペーンに関してはこちらの記事をご参照ください。
【12月:45,000P】のマリオットボンヴォイアメックス入会キャンペーン比較とカードの特徴を紹介!コスト検証も合わせて解説
私がマイルを貯めて乗った飛行機の搭乗機をご紹介します。
追伸1:ファーストクラス搭乗記
シンガポール航空のスイートクラスを関西空港から往復で搭乗しました。
往復価格は約85万円でしたが、もちろん無料です。
【関空発】シンガポールエアライン A380ファーストクラスにマイルで搭乗!食事、アメニティ、機内サービスを全部レポート!!
シンガポール航空 A380ファーストクラス(スイート)にマイル搭乗記!機内食、サービスは至れり尽くせり(シンガポール発)
タイ航空のファーストクラスを羽田-バンコクで往復しました。
マイルで予約しており、値段は40万円程度です。
追伸2:ビジネスクラス搭乗記
ハワイに家族旅行で往路はANAのビジネス、復路はユナイテッド航空のビジネスクラスを利用しています。
家族3人分で60万円ちょっとの金額でしたが、もちろん無料です。
マレーシアの知人に会いに行くのに、羽田からANAのビジネスクラスの往復を予約しました。
35万円程度でしたが、マイルで無料で搭乗しています。
私の経歴と実績を簡単にご紹介します。
沖縄に移住して7年。
2018年から陸マイラーブログを開始し「累計で貯めたマイル数は1,000万マイル以上」になりました。
コスパの良い旅行を追求して、なるべくお金を使わないでリッチな体験をすることが趣味です。
Instagram:フォロワー約9,000人(@mile.mugen001)
Twitter:フォロワー約11,000人(@seki1410)
あと、YouTubeはじめました!