ハワイ ホノルル空港のANAラウンジを利用してみた!成田や羽田と比較してどうかレビューします

ANAがハワイ路線に導入する大型機A380に合わせて、ダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)に自社ラウンジ(ANAスイートラウンジ、ANAラウンジ)をオープンしました。
ANAが海外空港に自社ラウンジを展開するのは、このホノルルが初となります。
ANAスイートラウンジの利用時に、合わせてANAラウンジの様子も見てきましたのでレビューしたいと思います。
目次
ダニエル・K・イノウエ国際空港「ANA LOUNGE」の概要
ANAの公式を引用すると、こんなコンセプトにしているそうです。
利用条件
ANAラウンジの利用条件は上記4通りになります。
・ANAまたはスターアライアンス運行便のファーストクラス利用者と同行者1名
・ANAまたはスターアライアンス運行便のビジネスクラス利用者
・ANAグループ便のプレミアムエコノミー利用者
・ANAダイヤモンド会員、プラチナ会員、SFC会員と同行者1名
・スターアライアンスゴールドメンバーと同行者1名
プレミアムエコノミー利用者と、SFC所持者も利用できるので、割と利用権を持っている方は多いのかなと思います。
(A380のプレミアムエコノミーは73席あり、他の路線の倍近い座席数ですので。)
場所
場所は、保安検査通過後、右奥に進んだC4搭乗ゲート付近の3階になります。
C3、C4付近に行くと、上記の様な看板が立っており、エスカレーターで上のフロアに上がるとラウンジのエントランスが見えてきます。
営業時間
営業時間は、8:30〜その日のANA最終便出発までとなります。
ANA LOUNGEを利用してみた
実際にANAラウンジを利用してみました。
エントランスは、私の感覚では国内の空港にあるANAラウンジよりもシックで豪華な佇まいになっているように見えます。
中に入ると、スタッフがお出迎えをしてくれます。
カウンターの外にもスタッフがいてお出迎えしてくれるのは、空港ラウンジとしては珍しいと思います。
ラウンジ内の雰囲気
私がANAラウンジに行ったのは10時過ぎになります。
(隣のANAスイートラウンジを一通り物色してからANAラウンジに移動してます。)
中に入ると、機内販売の展示が最初に目に入ります(笑)
入口付近はガラガラでまったく人がいません。
国内空港の国際線ANAラウンジは、いつも混雑しているので、こういったシーンはまず見ないです。
(ANAラウンジのガラガラの経験は、ローシーズン平日の国内線利用の那覇空港くらいです。)
奥の方に進んでいくとビュッフェコーナーがあり、この辺までくると利用者がそれなりにいる感じになってきます。
とはいえ、基本はANA便で日本に帰国する人しかいないので、利用者も限られるので、超混雑にはなりにくいということでしょうか。
スタッフに色々聞いてみましたが、ユナイテッド便利用の方もわざわざANAラウンジまで来られるとのことでした。
(ユナイテッド航空のゲートからは遠いが、ビジネスクラス利用またはSFC、スターアライアンスゴールド所有者は利用権利あり)
カウンター席もあり、コンセントなんかも完備されていました。
ここでぼっち席を使う人いるのかな?
ラウンジの座席数に対して、利用人数は40%くらいかなという印象です。
これくらいだったらゆっくりすることもできそうです。
フライト全体では90%程度埋まっているとのことだったので、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミー73席で合計129席。
エコノミー利用のSFC所有者も含めると150以上は利用条件をクリアしていると思うんですが、全然そんな人数はいなかった感じがします。
ANAラウンジには、フライングホヌが目の前に見ることができ、写真スポットになっている場所もありました。
日本発は夜行便になるので、昼間の機材を間近で撮影することができないません。
そのためか、みなさんここで記念撮影をされていました。
キッズルームが併設
ラウンジの奥側にはファミリーシートが設置されており、キッズルームも完備されています。
こういうラウンジの中って、活発な子供がいると周りの冷たい視線を感じやすいものですが、別区画にこういったスペースが設けられているのは小さなお子様連れには安心して気持ち良くラウンジを利用することができると思います。
キッズルームの中もちょっと覗いて見たかったんですが、利用者がいたので遠慮させていただきました。
ビュッフェなど食事の内容
ビュッフェの内容は、ANAスイートラウンジとほぼ同じになっています。
左から、
・トマトバジルビスクスープ
・ハワイアンバーベキューチキン
・豚の生姜焼き
です。
・けんちん汁
・ベジタブルカレー
です。
このカレーが、日本の空港のANAラウンジで提供されているANAオリジナルチキンカレーよりもダントツに美味しかったです。
ちゃんと野菜を煮込んだ甘みを感じることができました。
これは、ゆかりご飯のおにぎりです。
サラダとカットフルーツ。
パンは、紅いもパンと、クロワッサンです。
おかきとクッキーです。
クッキーはANAスイートラウンジにはなかったと思います。
ドリンク
ドリンクコーナーは、基本セルフになっていますがアルコール類はこのおじさんがバーカウンターで一人で切り盛りしていました。
ラウンジ全体を見回して、この人だけやたら忙しそうでした。
隣には、お水とオレンジジュース。
コーヒーメーカーと緑茶と紅茶のティーパックです。
緑茶は伊藤園、紅茶はTAZOというラインアップでした。
コーヒーメーカーの下には冷蔵庫があり、缶のソフトドリンクが冷やされていました。
このおじさん、忙しいのか仕事もちょっと雑です。(一人で大回転してるので仕方ないかな)
ビールは注ぎたてでまったく泡がない。
こっちはANAスイートラウンジで注いでもらったビール。
どっちもLongboardなので、同じ銘柄です。
新聞、雑誌類
完全に日本人向けのラウンジなのか、日本の新聞のみ充実しています。
雑誌も、少量ですが日本の雑誌が置かれていました。
シャワー
シャワールームは、設置されていませんでした。
昼の便のみで、ホテルから直行で空港に来て帰国する人がほとんどなので、なくても良いだろうという判断になっているものと思います。
レビュー、まとめ
ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)に新設されたANAラウンジを利用してきました。
内容をまとめていきたいと思いますが、気になる点としては日本の空港ラウンジと比較してどうか?だと思いますので、その点をレビューしていきたいと思います。
成田、羽田と比較してみてどう?
まず、混雑度。
これは圧倒的にハワイの方が空いています。
ハワイは、ほぼ日本への帰国者専用ラウンジで、コンセプトが異なるので、一概に比較はできませんが、成田、羽田はいつも混んでいるのでその点はハワイに軍配です。
また成田、羽田はビジネス利用者も多いので、和やかな雰囲気とは言えないので、なんとなく周囲への気遣いもより必要になります。
食事に関しては、品揃えは成田、羽田の方が上です。
国内のラウンジは、麺類など作りたての提供もありますし、時間帯によっては握り寿司なども提供されます。
味に関しては個人の感覚もあると思いますが、私はハワイの方が美味しいと思います。
ハワイのラウンジは地元食材を使った限定メニューなどを揃えていますが、その中でもカレーの味はハワイの方が断然上と思います。
シャワールームは、混んでいますが成田、羽田には完備されています。
2時間待ちとかもありえるので、使えるかどうかは別問題ですけど…
ハワイは、利用者の用途からシャワールームはありませんでした。
総括すると、甲乙はつけにくいのですが、私は空いている静かなところが好きなので、今回はハワイの勝ちとさせていただこうと思います。
以上になります。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
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